ビットコインキャッシュ(BCH)は大丈夫!?ハードフォーク問題はこれで解決!


先日話題になったBitcoinのハードフォーク問題の真相とは?Bitcoinの未来はどうなる?
日本のBitcoin第一人者である森大河さんに深いところまでじっくりと語っていただきました!

ビットコインはなぜ価値があるのか?

なぜ「金」には価値があるのでしょうか?

結論から言うと「金には価値があるという人々の想いが価値を作ってきた」と森さんは言います。
工業製品としてのプラチナに対して、資産としての「金」の違いは人々の信用によって作り出されたのです。

同じように、ビットコインの価値は、発案者であるサトシナカモトによる「非中央集権の通貨」という崇高な理念と、400名のコアメンバーと言われるディベロッパーの高いスキルへの信頼によって支えられています。

今回のハードフォーク問題では、ビットコインキャッシュという亜種のコインが市場に出回ることになりました。
誰かが儲けてやろうぜという成立背景があり、技術的にも不安が残るこのコインの行方が気になるところです。

ハードフォーク問題とは?

ハードフォークとは、以前のブロックチェーンの台帳との互換性がなくなるバージョンアップのことを言います。
簡単にいうと、「旧仕様」「新仕様」どちらの仮想通貨も存在することになります。

結論から言うと、今回のハードフォーク問題は、ビットコインがハードフォークしたわけではなくて、
別の団体がビットコインをハードフォークして、別の通貨(ビットコインキャッシュ)が生まれたことになりました。

過去にイーサリアムがハードフォークして、イーサリアムクラシックと、新生イーサリアムが混在していますので、それと同じことになるのではないかと言う懸念があったと言うわけでした。

全てはセグウィット(SegWit)からはじまった

ブロックチェーン上の作業処理を軽くするセグウィットの導入は多くの関係者の永年の夢でした。
ビットコイン関係者は、大きく、3つのグループに分けられます。

コアメンバー

サトシナカモトの理念に賛同して、ビットコインの仕組みを作り上げたディベロッパーの人たちです。

マイナー

採掘者のグループです。ビットコインを掘ることでブロックチェーンの運用を守っている人たちです。
マイナーは金銭的報酬を受ける形で、サーバ資産や電力をビットコインのブロックチェーンのために捧げていると言う見方もできます。

ユーザー

取引所やウォレットを提供しているようなプレイヤーです。

以上の3グループに分かれていて、各々の立場で、ビットコインの運営に関する議論がされてきました。
今回のセグウィットの導入に関しては、マイナーとコアメンバーの合議制が敷かれていました。

謎の天才マイナー・ジハンウーが騒動のきっかけ?

ジハンウーはアントプールという世界最大のマイニングプールを運営しています。
マイニングプールとは簡単に言うと、共同採掘の仕組みのことです。
また、ASIC Boost(エーシックブースト)というマイニング用のマシンも販売しています。

マイニングの天才ですから、効率よくビットコインを掘る方法を知っていたのですが、セグウィット導入後はそれが使えないことがわかり、ジハンウーは、当初の賛成をひるがえし、反対するようになったのです。

世界最大のマイナー集団を束ねているので、彼がセグウイットを反対すると導入が進まなくなるのです。
結論から言えば、マイナーとコアメンバー両陣営の間から「セグウィット2X」という折衷案が出され、合意に至り、すでに実装は済んでおります。

では、今回のハードフォーク問題。何が問題だったのでしょうか?

ユーザー・アクティベイテッド・ソフトフォーク(UASF)とは?

今回の騒動は、セグウィットの導入に反対していたジハンウーのマシンやマイニングプールを排除しようとする「ユーザグループ」が、8月1日に強制的にソフトフォークをするという表明を出したところで、問題は深刻化します。

これをUASFと言います。

いくら悪い者がいるとは言え、これはテロ行為であり、コアメンバーたちの理念ともずれています。

これに対して、ジハンウーたちが「ハードフォーク」を言い出しました。
別の通貨である「ビットコインアンリミテッド」を作ろうというのです。

UASFとハードフォーク、二つの問題がありながら、「ビットコインのハードフォーク問題」として混乱を極めたのです。

デタラメな社長声明と論点違いのホリエモン

世界最大のビットコイン取引所の社長が3月に社長声明を出しました。
それは、ハードフォークの反対の声明に見えて、実際はUASF反対の根拠をつらつらと述べている意味不明な内容でした。

それに対して、ホリエモンは、イーサリアムを例に挙げて、ハードフォーク容認の立場をとり、同社社長に噛み付きました。
イーサリアムは本体自体がハードフォークしたのに対して、今回のビットコインキャッシュは第三者によるハードフォークです。

通貨としてのキャラクター(役割や理念)も違うし、ハードフォークのやり方も違うのに、同じ尺度で話してはならないと森さんは指摘します。

イーサリアムでは、ハードフォークにより旧通貨として「イーサリアムクラシック」が残されました。
古い通貨ではあるので本来消えていく運命ではあるのですが、いくつかの要因もあり、ポロニエックスという取引所が取り扱いをしたために、全世界の取引所でも取り扱いされるようになりました。

取引所で取引することがない通貨は持っている価値がありません。

一方、ビットコインキャッシュは、謎の第三者がビットコインをハードフォークをして「ビットコインキャッシュ」が生まれました。ハードフォークを反対していたビットフライアーがビットコインキャッシュを取り扱いをはじめたものですから、全世界で取引することになったのです。

このように、影響力を持つ取引所に取り扱われたから生き残れたわけですから、ホリエモンは楽観的すぎと言えましょう。

ビットコインキャッシュは名づけ方が秀逸だった!?

森さんビットコインキャッシュについて、
「全く関係ない人が三菱東京USJという銀行を作ったら、その名前に釣られて楽観的な人々が信用しちゃったようなもの」と喩えました。

ハードフォーク宣言をしたジハンウーですが、ビットコインキャッシュとは関与していないという声明を出しており、相変わらず「ビットコインアンリミテッド」を推し進めているようです。

以上、本講座の一部分を紹介させていただきました。

いかがだったでしょうか?

本編では、ビットコインとイーサリアムの「暗号通貨のハードフォーク問題」について詳しく解説しております。

他にも、

「ビットコインキャッシュは今後どうなるのか?」

「これから続々と生まれてくる暗号通貨はどのように見ていけばいいのか?」

「他の暗号通貨はどうなの?」

「ブロックチェーンはどんな世界を拓くのか?」

「ICOの魅力や落とし穴とは?COMSAってどこがすごい?」

などなど様々な論点で暗号通貨の重要なポイントに迫ります。

 

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